2011年10月14日金曜日

安住財務大臣の落選運動を!・・・馬鹿につける薬はない。

安住財務大臣が来年中に消費税の増税法案を国会に提出すると発言したそうだ。

安住クンよ!君は以前テレビなどで自分がどんな発言をしていたのか忘れてしまったのか?
財務省に取り込まれ、財界に媚を売り、マスコミには威張りちらし、国民を蔑む目で見る君に国会議員をやる資格はない。
宮城県の安住クンの選挙区の皆さんは、落選運動を起こしたらいい。
慌てて、短い足ですっ飛んでくるだろう。

しかし、いとも簡単に財務省を筆頭とした官僚組織や財界、アメリカ政府の要人などに取り込まれるどころか、言いなりの野田、安住氏らを見ていると「政治家としての矜持」とは何かを考えさせられる。
※矜持・・・自分の能力を優れたものとして誇る気持ち。自負。プライド。

彼らには日本国の政治家としてのプライドも自負も無いのだろう。
菅、仙谷、前原、枝野、岡田、野田、安住、玄葉氏らの発言や行動を見ていると、彼らは本当に日本の政治家なのかと疑ってしまいそうになる。
彼らはアメリカの議員と呼んでも違和感が無いくらいアメリカ一辺倒の政策と権益欲の塊に思えてならない。

アメリカのデモを見ていると、中心になっている人たちは、今までどちらかというとオバマ民主党を支持してきたリベラルと呼ばれてきた層の人たちである。
その人たちが格差社会や一部の既得権益層による社会支配、利益の独占などに対し反旗を翻している。
それとともにアメリカの財政危機の問題点も浮き彫りにしつつある。国、地方自治体の財政危機に伴い、公の大学の入学金や授業料の大幅アップ、公共サービスの大幅カット、失業と雇用の問題など・・・。
国民の負担は増える一方で、それらにより特に若年層の政治に対する不信感は大幅に増大している。
かといって、この人たちが、共和党支持に廻るかといえばそうでもない。
アメリカにおいても無党派層が大幅に増加しそうな雰囲気である。
所謂、政党離れである。

アレ!これってどこかの国でも同じような・・・。
そうです。
日本でも、まるで同じような政治状況が生まれている。
2009年の総選挙で民主党を支持した層の中の多くの人が、政権批判の中心になりつつある。
政権交代したが、民主党に対する期待は裏切られた。マニュフェストは放棄され、「一途に国民との約束を守ろうとした政治家」は座敷牢に閉じ込められた。
「増税」「福祉・医療などにおける国民負担額の増加」「失業や雇用不安の増大」など、政権交代前より酷い政治・社会状況になりつつある。
かといって、この人たちが自民党支持に廻るかといえばそうでもない。

このような傾向は日本やアメリカだけに限らず、世界中で似たような状況が起こっている。
特に先進諸国と呼ばれる国々では、顕著にその傾向が見受けられる。
残念ながら、それらの国々の中に、今回のデモに参加する人たちの意見を受け止めるだけの政党が見受けられない。彼らの声の受け皿となりうる政党が見当たらない。

政治が「財政再建」にばかり目を向け「国民生活の実態」から目を背けようとしてきたツケが、ここにきて一気に噴出し始めている。
この動きは、今後の世界の政治に大きな影響を与えるばかりでなく、特定の既得権益層に集中している権益とマネーを、今後どのように再配分すべきなのかという社会構造改革にまで進む可能性も否定できないと思える。
先進国が政治・経済において、ひとつの大きな転機を迎えていることの表われでもある。

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