2012年3月2日金曜日

谷垣さん、あなたは何がしたいの?・・・菅、野田、谷垣氏に共通する背景

野田谷垣共通した政治背景とは・・・。
現在の政治状況説明するにはこの点考察する必要がある
民主党野田自民党の谷垣には共通点がある
小沢怖い嫌い党内基盤が弱い説得がない
これは党運営政権運営進める上での大きな課題


例えば自民党過去の首相数人除いて大半が大派閥大派閥の後押し選出されている
大派閥以外から選出された一人中曽根であるが田中いう大派閥の後押し総理になれた
当初は「中曽根内閣の上に田の字を付けて、田中曽根内閣」呼ばれたほどだ。
しかしその後徐々に田中派の影響力から抜けだし長期政権を築いた
実はこの点に小派閥出身の代表や首相の党内運営・政権運営のヒントあるように思えてならない。


民主自民両党ともに党の代表党内基盤が弱いこと 現在のグダグダの政治状況を生み出した大きな要因になっていることは間違い事実ろう
野田においては最初から小沢排除ないし小沢無視姿勢打ち出した
いい悪い別として小沢グループ後押し受ける選出されていたら、その後の展開は大きく変わっていただろう即ち2009マニュフェスト厳守実行最大限の努力する姿勢当初から打ち出し小沢グループ協力ていれば随分変わった党内風景なっていたことだろう。その後少しずつ独自色打ち出して長期政権も夢ではなかったかもしれない実力的には無理あるが・・・
しかし最初から小沢排除打ち出為には自身党内基盤弱いことから財務省他の官僚組織アメリカ力をるしかなかった其のため完全に官僚主導政治戻ってしまった
というのが実情だろう


これと似たような立場にあるのが自民党の谷垣総裁である
自民党最大派閥である清和との関係緊密ではない寧ろ最近では清和会の安倍首相などは谷垣総裁に批判的な立場取っている

つまり今回の野田谷垣密談本人達は否定しているが背景には彼らの党内における政治基盤の弱さある思われる
そして彼らの最大の問題点は説得力無さある思われる小沢さん一人さえ説得できないのに党内全体説得できるわけが無い
説得しようとする意思の弱さにある言い換えてもいいのかもしれない党内説得しようとする姿勢見受けられない
そして他人の意見に耳を貸さないという点においても共通した傾向見受けられる

彼らの政治宮廷公家政治のようだと評している
アメリカの権威借りた官僚支配による特権階級優遇の政治陥り政治実効失い宮廷一部の人間 (官邸及び、其の周辺) だけによる勝手ママゴト政治行われている
平安時代ならそれでも通用するのかもしれないが激動時代では通用しない


今回の密談で谷垣総裁は評価下げた致命的ってもいいだろう。
「徹底的に民主党と戦う」と片方の口で言いながら、もう一方の口で「小沢切りと話し合い解散の相談?」
谷垣さん、あなたは、何がしたいの?
今回の密談は「優柔不断」という谷垣氏の評価を、更に高めただけに他ならない。
戦うのなら徹底的に戦い、先頭に立って野田政権を打倒する姿勢を大将が見せなければ、党内は纏まらないし、士気も下がる。(現場は一生懸命、生死を賭けて戦っているのに、大将はホテルで解散の相談?)


谷垣さん!あなたの「フラフラした姿勢」が自民党の支持率低迷の大きな原因であることを理解すべきですよ。
お公家さんでなく野武士になるくらいの意気込みを見せてください・・・。

2 件のコメント:

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