尖閣諸島沖の中国漁船衝突を巡る映像流出事件で、神戸海上保安部の巡視艇「うらなみ」の主任航海士(43)が10日、インターネットへの投稿を上司に「告白」した。
早速、取調べが始まったようだ。
果たして逮捕出来るのか?
巡視艇にぶつかった中国人船長は、検察独自の外交判断で釈放。であるなら検察は国民感情を考慮し独自の判断で釈放。
というのが、妥当な判断ではないだろうか?(筋論で言えばの話だが・・・。)
そもそも、流出したビデオが機密情報と呼べるものかどうかも?
さて本題にはいろう。
公明党の補正予算などに対する国会での対応がブレまくっている。
公明党という政党を語る場合に最大支持母体である創価学会の動向を無視しては語れない。
公明党の対応がぶれている最大要因は、創価学会に対する配慮と世論の動向である。
池田会長の重病説が流れるなど創価学会も大きな転換期を迎えている。
創価学会においても少子高齢化や地方の疲弊は他山の石ではない。
会員の減少、脱退などにより組織力は年々弱まってきている。
会員の中心は、年齢層では中高年が中心で所得層で言えばやや低い方の所得層の人が多いように思われる。
公明党との関係で言えば、中心的な支持者である中小企業などの自営業者やサラリーマンが所得の大幅な減少などに直撃され、党に対する不満が大きくなっている。
「弱者の味方」というイメージが長い与党生活の中で失われてしまった。
公明党は野党の立場で政府に対し強いメッセージを発信していくべきだとの意見は支持者の中にも多いはずだ。
民主党や自民党双方からラブコールを受ける位置にいるのだが、内実では、むしろ公明党幹部が追い込まれていると見る方が正しいのかもしれない。
選挙協力や参議院議員の数は他の政党にとって大きな魅力であるのは間違いのない事実である。
しかし、それが公明党の実利につながらないことに大きなジレンマがある。
選挙協力においても過去のような強い組織力は期待できなくなっている。前回の衆議院選挙での東京、兵庫での選挙結果を見れば明らかだ。
世論を重視せざるを得なくなっていることは、上記の理由からもよく分かる。
公明党は今、大きな岐路に立たされている。
安易な連立には乗れない事情を内部に抱かえ公明党幹部は苦しい選択を迫られている。
この政党においても「サラリーマン型議員」が多く小粒になったとの印象はいがめない。
大きな脱皮を期待したいものだ。
政治・経済のニュースに対する感想を徒然なるままブログに書いています。
カレンダー
つぶやき
月別アーカイブ
-
▼
2010
(252)
-
▼
11月
(24)
- マスコミの小沢叩き再燃・・・マスコミはそんなに小沢さんが怖いのか?
- 明日、沖縄知事選・・・伊波氏頑張れ! 民主党はなぜ政権交代が起きたのかを思い起こせ!
- 日々の雑感・・・大卒内定率が6割を切り高卒は4割…。
- 陸山会事件のその後・・・秘書3人の裁判の目処立たず
- 大企業の利益は、派遣業、株主配当、役員報酬へ・・・従業員の給与は減った。
- 菅内閣の支持率は21.8%・・・仙谷官房長官を更迭しろ!
- 菅政権支持率26%・・・アップアップの民主党はどうしたらいいの?
- 民主党がどうこうではなく、日本の政治が終わってしまう・・・小沢さんは日本の政治状況に強い危機感
- 小沢さんが幹事長職にこだわる訳・・・政権運営の肝は幹事長にあり(岡田執行部は機能していない。)
- 困ったときの小沢頼み・・・そろそろ党内が騒がしくなってきたようだ。
- 民主党は小沢一郎議員が活躍できる場をつくれ!
- 論評しようがないAPEC・・・菅首相を見ていると恥ずかしくなる。
- 尖閣ビデオ流出問題・・・航海士の責任を問う前に前原大臣の責任を問え!
- TPPと農業・・・中山間地の農業の将来
- ブレる公明党・・・岐路に立つ公明党の進む路は?
- 菅首相『石にかじりつく』必要はありません。石と一緒に海に飛び込んでください。
- 小沢さんの「政治と金」は日本の外交・経済課題と同列の扱い?
- ”sengoku38”は英雄か?・・・政府はアメリカドラマ”24”を見て勉強したら・・・。
- 内閣支持率下落に貢献しているという自覚が足りない前原・仙谷・野田・岡田・・・。
- 民主党もダメ、自民党もダメ、他の野党も?・・・国民はどの政党を支持したらいいの?
- 小沢氏ほど日本の政治が分かっている政治家はいない。
- 前原外相の発言には違和感あり・・・領土問題に関しての発言
- 内閣支持率30%台に突入・・・反小沢の面々の言い訳やいかに
- 「政治・経済・外交」の「いろは」も知らない菅・仙谷・前原・枝野・・・。
-
▼
11月
(24)
ニュース
ウェザーニュース
ヘッダー画像「ブログ ヘッダー画像 無料」様の画像をご利用させていただきました。
Template Design: © 2007 Envy Inc.
0 件のコメント:
コメントを投稿