2011年1月8日土曜日

小沢支持議員は西松建設の違法献金事件の経緯を党執行部に聞け!・・・小沢さんに謝罪させろ!

小沢さんを支持する議員は両院議員総会や党大会で、西松建設の違法献金事件の経緯を菅首相や岡田幹事長に問い詰めるべきだ。
質問議員になったつもりでシュミレーションしてみた。

質問議員:菅首相に聞く。あなたは西松建設の違法献金事件がその後、どういう経緯になっているかご存知ですか?

菅首相:裁判がおこなわれているのではないですか。

質問議員:この事件では小沢議員の秘書の大久保氏が起訴されましたが、2回目の公判で検察側の証人が西松建設側の政治団体がダミーでないことを証言したため、その後の裁判がストップ。検察側は訴追変更して、陸山会事件と関連付けようとしましたが、またしても訴追変更をせざるを得なくなり現在、公判ができない状態にあります。実質、西松建設の違法献金事件は消滅しています。
菅首相はこのことをご存知でしたか。

菅首相:裁判に関することは司法の問題なので、コメントを差し控えます。

質問議員:大久保秘書は、西松建設の違法献金事件では、当初の起訴事実がなくなっているわけですからこの事件に関しては冤罪であることはほぼ間違いありません。
菅首相は、このことについてどう思われますか?

菅首相:裁判が結審していないので、コメントはできません。

質問議員:小沢議員はこのことで、代表を辞任しました。又、多くの議員が小沢さんの辞任を求めた経緯があります。
菅首相は司法の問題だからコメントできない。裁判が結審していないからコメントできない。と発言されましたが、これは、推定無罪の原則に沿い裁判で判決がでるまでは、コメントできないと捉えてよろしいのですか。

菅首相:・・・そう捉えていただいて結構です。

質問議員:岡田幹事長にお尋ねします。検察審査会は小沢議員に対し、法廷の場で白黒をつけなさいという意味での起訴相当の議決を行ったわけでが、その検察審査会は司法機関ですか、あるいは行政機関とお思いですか。そのどちらでもないとお考えですか?
また、検察が2度にわたり不起訴処分としたことに対しどのようにお考えですか。

岡田幹事長:・・・法律的なことは良くわかりませんので関係部署に確認してみます。

質問者:小沢議員及び石川議員の起訴事実について、簡単で結構ですのでご説明ください。

岡田幹事長:マスコミで報道されているように、はっきりしないお金が土地購入資金に含まれていたということだと認識しております。

質問議員:石川議員の起訴事実は登記が3ヶ月遅れ年度をまたいたことでおきた期ズレによる政治資金収支報告書への不記載容疑であり、その後、検察との公判前整理手続きでは検察が起訴事項にないことまで追加しようとしております。まだ1度も公判は開かれていない状態です。
まだ公判もはじまっていない事件に関して、それも期ズレでただ単に記載が年度をまたいたというだけの事柄に対し共謀して虚偽の記載をしたという小沢議員への検察の容疑も1年近く捜査したのにもかかわらずで証拠も出ず、大林前検事総長も起訴は無理だとはっきり表明しております。
問題とされる4億円も政治資金収支報告書にはっきりと記載されております。

このように、無罪の確率が非常に高いと思われ且つ、まだ起訴もされていない状況で菅総理は離党、あるいは議員辞職まで踏み込んだ発言をされておりますが、その発言の根拠と先ほどの「裁判で判決が出るまではコメントできない」との発言の整合性についてお答えいただきたい。
さらに「疑わしきは罰せず」という法の基本理念や憲法の個人の人権問題とも合わせ、お考えをお聞かせください。

菅首相:・・・・・多くの国民が疑念をもっており、政治的責任という意味からの発言です。

質問議員:実質、冤罪と思われる消滅した秘書の西松建設の違法献金事件で代表を辞任された小沢議員に対し公判で無罪がでた場合、党として、又1議員としてどのような謝罪をお考えですか。
また、今回の小沢議員の裁判で無罪が出た場合、菅首相や岡田幹事長はどういう責任をおとりになるつもりですか?

菅首相・岡田幹事長:「・・・・・・」

質問議員:多くの識者や国民も小沢議員に対する検察審査会の議決や陸山会事件の検察の捜査に対し疑念を抱いております。
また「政治的責任」と多くの方が言われますが、政治的責任とは何をさすのか。議員は有権者に選ばれており、最終的な判断をするのは選挙での有権者の意思であるはずです。
党や国のトップとも在ろう方が事件の経緯や内容も確認せず、離党勧告や辞職について発言されることについて皆さんの声をお聞きしたい。
また疑惑の段階で、1議員の離党、議員辞職に言及することが、党及び国のトップの判断として妥当なのか、ここにお集まりの皆さんのご意見をお聞きしたい。

というようなやり取りが想像できる。
小沢さんに関する事件の経緯から逆に党執行部の横暴を明らかにすべきだと思う。
党と内閣の改造で批判をそらそうとしていることは明らかで、其の手に乗らないで戦うべきだ。

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