2011年1月12日水曜日

内閣改造、党役員人事について思うこと・・・菅民主党は1/4党である。

中々、内閣改造人事と党役員人事が決まらないようだ。
仙谷官房長官をどうするかで迷っているとの報道だが、優先すべきは国民の生活に支障がないよう少しでも早く予算審議にはいることではないのか。
28日に開会予定との情報も流れているが、遅いといわざるを得ない。

菅首相は人事において小沢グループを排除する姿勢を崩すわけにいかず、そうなると対象となる議員は100人程度だろう。しかし其の中には新人議員もおり、実際は50人ぐらいの中からの選択しか残されていない。
であるから、渡部偽肛門様を国対委員長に枝野君を官房長官になどという情報しか流れてこない。
数十人を玉突きで移動させるだけの人事になりそうだ。

さっさと人事を行い、国会を早く開催させればいいと思うのだが、菅首相や岡田幹事長の頭の中は、「小沢切り」の謀略でいっぱいのようだ。

小沢さんに対する「政治と金」という意味もわからないことに対し、司法とは別に政治的責任があるというのなら、参議院で問責決議を受けたことに対する政治的責任をどう捉えるのか。憲法論を振りかざして反論することは、小沢さんに対する政治的責任発言と矛盾しないのか。

小沢さんに離党、議員辞職を勧告する前に、まず党内で調査をすることが幹事長の役目ではないのか。

「不動産取得の政治資金収支報告書への記載を取得時でなく共謀して登記完了後に記載するよう虚偽の記載を謀った。」(不記載ではない。)
という、何が罪に当るのか訳がわからない起訴容疑で離党、議員辞職を勧告することの正当性を民主党議員は執行部に問うべきだ。

今や民主党は1/4の議員で勝手に運営されていると考えるべきだ。
これで、党運営や内閣運営、国会運営が円滑に進むとは考えられない。

「適材適所」という言葉を首相は知っているのだろうか?

官僚は「頭でっかちの理論派タイプ」より「武闘派タイプ」の政治家に弱い。
政治主導を目指すのなら「武闘派タイプ」の政治家を人事で優遇したらいいのでは・・・。

私は以前、頭にきて税務署で大声で怒鳴ったら、上司がすぐに出てきて穏便に事が運んだ。
この手は他の役所でも通用した。
別に無理を言ったわけではなく、対応があまりにも悪かったので怒っただけの話である・・・。

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