2011年1月17日月曜日

民主党の党代行ポストは、更迭人事の天下り先・・・敵を増やすのが怖い菅首相

昨日からの雪は、思いの他、多かった。
前々日は高校の同窓会で夜遅くまで痛飲した。
しかし、昨日は小沢さんがテレビ出演するとの事だったので少し二日酔いだったが頑張って起床。
残念ながら、最初の方を少し見逃したが、それでも小沢さんの存在感の凄さを改めて感じさせられた。
本当にぶれない人だ。
本人もおっしゃっているが、情緒的な発言をされない。
ストレートだ。
心に響く。
9時からNHKの番組に枝野官房長官が出演し発言していたが、結構まともなことをいっているのだが心に響かない。
どこかが違う!
小沢さんは、心の中にあるものを隠さない。
常に国民の視点で物事を語る。
自分に正直で「正義と道徳」を重んじる。
内面に秘める政治家としての資質と理念の違いが言葉に現れるのだろう。

民主党の代表代行ポストは仙石前官房長官をはじめ、岡崎前国家公安委員長をはじめ更迭された大臣や党役員の天下りポストになったようだ。

内閣のメンバーを見てもわかるように完全な「財務省主導内閣」であり「増税シフト内閣」であることは間違いない。

自民党の財政金融政策の中心的存在であった与謝野氏の入閣を見てもわかるように「自民党の政策優先内閣」と呼んでもいいくらい、民主党本来の政策が消え去ろうとしている。

小沢さんが言っているように「政策の良し悪し」と「財源の問題」は切り離して考えるべきで、一緒にして考えるから「子供手当て」にしろ「高速道路の無料化」にしても財源がないからできないという話になってしまう。
いくら良い政策でも「金がないのでできない」という理屈は「金がなければ何もやらない」といっているのと同じことだ。
財政・金融畑出身の議員の多くは「だから緊縮財政と増税による財政再建しか道はない」という。
彼らが目指す政策とは「緊縮財政と増税」である。それが政策と呼べるのか?

しかし、彼らが中心となって行った政策でうまくいった例はほとんどない。
リーマンショックのとき与謝野氏は「日本にはたいした影響はない」と言い切っていたが、もっとも大きな影響を受けたのが日本であった。
「財政・金融の政策通」と呼ばれる人たちや官僚の予測ほど「当らない」ものはない。
なぜなら彼らは実体経済というものをよく知らないからだ。
実体社会での社会経験がほとんどなく「頭の中」だけで考えているからだ。
自分達に都合のいい統計データしか使用しないからだ。
「100年安心年金」と大声で掲げた年金制度も数年でメッキがはげた。
経済や社会の構造変化でさえよく理解できていない人たちが政策を作っている事の表れだ。
もし彼らの予測と政策がまともであったなら、今の日本はもっとよくなっていなければならないはずだが・・・。

民主党が掲げている政策の多くは決して間違ってはいない。
経済や社会の構造変化に対応できるシンプルで且つ、わかりやすい政策であることがもっとも重要な要素である。
地域の特性や既存の資産の有効活用、地方の活性化、少子高齢化対策等は、ある程度の政策実施スパンを考慮しなければならない。すぐに結果を求めるべきではない。

またそれらにより、経済が活性化することで国の財政健全化を進めることができる。
政策の優先順位を間違え「緊縮財政と増税」が一番の優先政策と考えるようならそれは大きな間違いといわざるを得ない。

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