2011年1月28日金曜日

検察審査会の闇③・・・審査会の会議はもう一回行われていなければおかしい!

検察審査会の闇①   検察審査会の闇②

どう考えても検察審査会の会議はもう一回おこなわれていなければおかしい。(検察審査会がマトモな組織であることが前提だが・・・。)
「議論が煮詰まったようですから今日議決しましょうか。・・・」という審査会長の発言が本当だとすると大きな矛盾が出てくる。
本来、検察審査会の会議は最初に回数や日程のスケジュールを組んでいるはずだ。
当然のことながら最終回に議決を行うスケジュールになっているはずだ。
ということは、9月14日は本来議決する予定の日ではなかったことが発言から推測できる。
「今日は本来、議決する予定の日ではないのですが、皆さんの議論が煮詰まったようですので予定を変更して今日議決したいと思いますがいかがでしょうか。」というのが発言の趣旨でなければならないはずだ。
もし9月14日が最終回の会議で且つ議決をする予定の日であったとすれば「議論が煮詰まったようですから今日議決しましょうか。・・・」という発言は必要ないはずである。(9月14日は最終の会議日ではないと推測できる。)
9月21日頃から9月末までの間(正規の審査員全員が出席できる日)に、事件票や交通費明細にはない最終回の会議が開かれていた可能性は否定できない。というか開かれていなければおかしい。(これが実証されれば、全ての闇を解明できるかも知れない。)
そうだとすれば議決の公表が10月4日であったことの謎が解き明かされることになる。

もう一つの大きなポイントが議決内容である。
1回目は11人全員が「起訴相当」でこれがかえって疑念を生む結果になってしまった。
当然2回目の議決は「9(起訴相当):2(不起訴不当)」または「8(起訴相当):3(不起訴不当)」が反小沢側からすれば望ましい。
では、どうしたらそういう状況を作りだせるのか。ここにも疑念を解明するポイントがありそうだ。
「陸山会政治資金収支報告書における虚偽記載(二ヶ月遅れ)の共謀容疑」(ウィキペディアより)だけではたして公判が維持できるのか?
審査補助員である弁護士の思惑が議決及び議決内容に絡んでいないのか?

平均年齢の問題について
これは最初から年齢ありきで選任、後々のことを考えて年齢を1回目の審査員と合わせる形で審査員を選んだ。(これしか合理的な説明ができない。)

前回までの資料から
「世間が注目する小沢一郎という有力政治家の将来に大きく影響する議決を十分な議論の末、議決した。」とは、とてもいえないことが判明した。

この問題は、単に検察審査会だけの問題と捉えるのではなく、西松建設事件以降の一連の動きと共に見ていく必要がある。

あくまで推測だが「秘書3人を告発した市民団体、小沢さんを告発した市民団体、東京地検特捜部、検察審査会、検察審査会に申立てした市民団体、審査補助員の弁護士、一部の官僚及び政治家&一部のマスコミ」がもし一本の糸で繋がっていたとしたら・・・。

彼らの目的が「小沢さんを有罪にする。」ではなく「小沢さんを政界から追放する。」であったとしたら・・・。

西松建設事件での検察の立件が破綻したことから始まった陸山会事件の流れをみてもわかるように、あまりにも手際が良すぎてかえって疑念を抱く。
市民団体からの告発をあまりにも簡単に且つ超迅速に受理していること。
小沢さんの事情聴取に合わせて告発が受理されていること。(2日前)
ナドナド・・・。

この事件は調べれば調べるほど闇が深くなる。

0 件のコメント:

Template Design: © 2007 Envy Inc.