2010年2月1日月曜日

物事の本質

以前にも、マスコミ関係への読者からの投書の内容が今までと大きく違う点を取り上げた。
特に昨年の西松建設事件以降のマスコミ報道に対し事件の真相を追究する報道姿勢ではなく「小沢=悪」というメージを与えるための報道ではないのかという疑念を持つ人達が増えているからだ。
且つ、それが恣意的に行われているのではないかという疑問を持ち始めた人たちも出てきている。

一例を挙げると先日の某新聞社の釈明記事が掲載されていたページには「東北地方等において小沢事務所の指示でゼネコン各社が社員や下請け業者の人間を選挙の応援に派遣していたことや名簿を提出させていたこと」をあたかも大きな問題であるかのような論調で書いていた。
地方のZ党支持の土建業者さんに聞けば、今までZ党の選挙事務所でも、ごく当たり前に行われていたことであり、小沢事務所だけが特別にやっていたことではないことをよくご存知のはずである。
法律上、特別問題があるわけではなく、いやなら断ればいいだけの話である。この記事が、公共事業においてゼネコンと小沢事務所とが特別の関係であったかのようなイメージを与える報道ではないのか、小沢事務所だけが特別のことを行っていたかのようなイメージを与える内容ではないのかを問うているのである。

建設業界で働いているZ党支持者は業界の内部事情をよく知っているだけに、この記事の内容が自分達も行なっていたことであり、政権交代により、これらの問題が自分達にも跳ね返ってのではないかと危惧するであろう。
これがマスコミに対する疑問や不審、Z党の支持者層の支持離れにもつながっているのではないか。
マスコミ報道が、Z党の支持者離れに拍車をかける一因になってる可能性さえ考えられる。
それが世論調査等にも表れている。

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